行政書士の難易度はそれほど高くはありません
行政書士の資格は国家試験とも言われているので、とても難易度の高い試験だというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実はそれほど難易度が高いというわけではないのです。
実際の合格率を見てみると、平成19年度には8.64パーセントでした。
この合格率をみると難易度はとても高いと思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、実際に試験範囲までしっかりと勉強をして、試験に挑んだ人の数は、ほんの1割から3割にも満たないのではないでしょうか。
なぜなら受験者のほとんどが、記念受験とかお試し受験と呼ばれる方たちが含まれているのです。
行政書士の試験は受験資格がとてもゆるいため、主婦の方や学生、定年退職後の方まで実に幅広くいらっしゃいます。
これまで試験会場では幅広い年齢層の方を目にしてきました。
試験時間も長いため、本番の試験にも関わらず試験中机に突っ伏して寝ている人もあり、びっくりすることもあります。
途中で寝てしまうのであれば、途中退場すればいいのではないかと思われるかもしれませんが、最後までいるにはそれなりの理由があるのです。
その理由とは、最後まで受験をし続ければ、その年の試験の問題を持って帰ることができるからです。
途中退場した場合には、試験時間が終わっていないため問題用紙を持って帰ることはもちろんできません。
このように行政書士の試験は実際に試験会場にくる受験者のほとんどが、しっかりと受験勉強をして試験に挑んだという方は非常に少ないのです。
しっかりと受験範囲を網羅し勉強をして、試験に挑めば、決して難しい試験ではありません。
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5月